ビタミンC誘導体 種類

ビタミンC誘導体化粧水の手作りで大失敗!粉末を買う前に知っておくべきこと

イオン導入のためと、市販の化粧水が高いという不純な理由で、ビタミンC誘導体の粉末を買って化粧水を手作りしたところ大失敗!なんと、お肌がとんでもないことになりました(泣)これからビタミンC誘導体化粧水の手作りを考えているなら、私を反面教師にして自作の危険性を知ってください。

ビタミンC誘導体の種類~美肌になりたいならコレを選べ!

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目安時間 約 11分

ビタミンC誘導体の種類

 

シミやくすみ、たるみなどのエイジングケア全般、毛穴開きや黒ずみ対策、それからニキビ予防などなど。

 

ビタミンC誘導体はあらゆる肌悩みに応えてくれるため、手作り化粧水の主原料として多くの方が利用されています。

 

ここでは、そんなすぐれた美容成分であるビタミンC誘導体の種類について解説します。

 

 

そもそもですが…ただのビタミンCとビタミンC誘導体の違い

ピュアビタミンCとビタミンC誘導体の違い

 

ただのビタミンC(ピュアビタミンC)とビタミンC誘導体は成分名は異なりますが、ビタミンCであることには変わりありません。

 

ではなにが違うのかというと、その構造。

 

ビタミンCに別の物質をくっつけたものがビタミンC誘導体となります。

 

冒頭で述べたとおり、ビタミンC(正式名称はアスコルビン酸)というのは美容成分としてとても優れた成分。

 

そのため化粧品としておおいに利用したいところなんですが・・・

 

実は水や熱、光に対してはとても不安定で壊れやすいという欠点があります。

 

 

空気に触れればとたんに酸化してしまいますし、水に触れればたちまち活性を失ってしまう。

 

そのため、化粧品にそのまま配合することはほぼ不可能なんですね。

 

そこで開発されたのがビタミンC誘導体

 

むき出しのビタミンCでは化粧品に入れられないから、別の物質をくっつけることで安定性を高めたのが誘導体なのです。

 

このときくっつける別の物質というのは、さながらビタミンCを守るバリアのようなものですね。

 

イメージとしては、飲み薬のカプセルを思い浮かべていただければわかりやすいでしょうか。

 

ビタミンC誘導体とは

 

カプセルで守られた薬は、口に入れた段階ではまだ溶けません。

 

胃に到達してはじめて分解されて中の薬効成分が溶けだし、そして腸で吸収されます。

 

ビタミンC誘導体も、容器の中、あるいはお肌につけた段階ではまだ守られていますから、ビタミンCの活性は維持されています。

 

そして角層内に入り酵素によって誘導体化が解かれることで、はじめてむき出しのビタミンCとなりその美容効果を発揮してくれるのです。

 

不安定で壊れやすいビタミンCを守り、しっかりとお肌に届ける。

 

ビタミンCの欠点を解消し、美容成分として利用できる形にしたもの。

 

それがビタミンC誘導体なのです。

 

ビタミンC誘導体の種類

実はビタミンC誘導体には種類があって、次に示すとおり大きく3つにわけられます。

 

    • 水溶性ビタミンC誘導体


    • 油溶性ビタミンC誘導体


    • 両性ビタミンC誘導体

 

水溶性ビタミンC誘導体

壊れやすいビタミンCにリン酸をくっつけることで安定性を高めたもの。

 

水溶性というのは水に溶けやすいという意味であり、主に化粧水や美容液に配合されます。

 

もっとも特徴的なのは、角層に吸収されるとすばやくピュアビタミンCに変換される即効性

 

そのため、肌表面にたいしては効果が期待できますが、反面、角層の深い部分には作用をおよぼさないというデータもあります。

 

肌表面の悩みというと、出来てしまったシミやニキビ跡ですね。

 

逆に、たるみ毛穴や炎症を起こしているニキビなどへの効果は厳しいでしょう。

 

また水に溶けやすいということは「油には溶けにくい」ということであり、皮脂との相性があまり良くないということでもあります。

 

ご存知のとおり人間の皮膚は皮脂膜でおおわれており、

 

水溶性ビタミンC誘導体は「イオン導入」などの力を借りないと、実はあまり浸透しないのでは?

 

といった懸念もあります。

 

代表的な成分
リン酸アスコルビルNa、リン酸アスコルビルMg、アスコルビン酸グルコシド

 

油溶性ビタミンC誘導体

先ほどの水溶性ビタミンC誘導体の欠点を解消すべくうまれたのが油溶性ビタミンC誘導体。

 

油溶性というのは油に溶けやすいという意味で、主にクリームやジェルタイプの化粧品に配合されます。

 

脂溶性ビタミンC誘導体ともよばれることから、皮脂との相性がとても良く、水溶性にくらべて角層への吸収率が高いという特徴があります。

 

また高濃度で配合してもお肌への刺激が少なく、即効性がないかわりに水溶性ビタミンC誘導体にくらべて効果の持続性が高いともいわれています。

 

ただ…、当然のことながら水には溶けないため、手作り化粧水の原料として利用されることはありません。

 

代表的な成分
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、パルミチン酸アスコルビル

 

両性ビタミンC誘導体

進化型ビタミンC誘導体、高浸透型ビタミンC誘導体とも呼ばれます。

 

水溶性のリン酸型ビタミンC誘導体にパルミチン酸をくっつけることで、油にもなじみやすいという性質を付与しました。

 

つまり、水にも油にも安定して溶けやすい、これが両性ビタミンC誘導体とよばれるゆえんです。

 

難しい言葉で「両親媒性」と言ったりもしますね。

 

両方の性質をもっているということは、先にあげた水溶性ビタミンC誘導体と油溶性ビタミンC誘導体の「いいとこどり」の成分ともいえます。

 

APPSのメリット

 

具体的には、水溶性のもつ即効性と油溶性のもつ角層への吸収率、この両方を兼ね備えたビタミンC誘導体となります。

 

特に角層への吸収性が高いということは、イオン導入などをせずともその効果が期待できるということ。

 

まさに進化したビタミンC誘導体といえますね。

 

美白化粧品やエイジングケア化粧品など、とても多くのコスメに採用されていることから、現在もっとも効果が期待できるビタミンC誘導体です。

 

代表的な成分
パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS、アプレシエともよばれる)

 

美肌になりたいならコレを選べ!

ビタミンCの恩恵をしっかり受けたいなら、なんといっても両性ビタミンC誘導体であるAPPSを選びましょう。

 

なぜなら、いくら美容効果がすぐれていても角層にきちんと浸透しなければ意味がないからです。

 

特に、毛穴やたるみなどのエイジングサインは、肌表面で効いてもあまり意味がありません。

 

皮脂に引っ張られるかのように吸収するAPPSなら、角層の奥深くでチカラを発揮してくれます。

 

 

ただ…、これほどすぐれたAPPSにも欠点がないわけではありません。

 

それは、化粧水として溶かした場合、使用期限が短いということ。

 

手作りにしろ既製品にしろ、だいたい1ヶ月以内に使い切るほうがいいとされています。

 

APPSの粉末を混ぜたときがスタートで、そこから1ヶ月という意味ですね。

 

それ以上の時間がたつと、ビタミンC誘導体は容器内で酸化が進み、効果が失われてしまいます。

 

アプレシエキットの容量が少なめなのは、このような理由があるからなんですね。

 

そう考えると、いつ製造されたかわからない既製品ってどうなんでしょうか?

 

もしかすると、製品によっては在庫期間が思いのほか長くて、手元に届いたときには役立たず、なんてことも。。。

 

当サイトでご紹介している2剤式化粧水なら、こんな心配がありません。

 

自分でパウダーを混ぜたときが製造日となるため、1ヶ月間しっかりとビタミンC誘導体の恩恵を受けることができます。

 

 

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